大腸カメラ検査

Colonoscopy

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査と便潜血検査と
大腸がん
explanation

日本人のがんによる死亡数の中で、大腸がんは男性では第2位(第1位は肺がん)、女性では第1位(第2位は肺がん)です。大腸カメラ検査の最大の目的は、大腸がんの予防と早期発見・治療と言っても過言ではありません。 大腸がんを早期に発見するためには、毎年の健康診断で便潜血検査(検便検査)を受けることが推奨されます。そして、便潜血検査が陽性となった場合には、大腸カメラ検査を行うことが重要です。

大腸カメラ検査と便潜血検査と大腸がん

便潜血検査が陽性の方のうち、大腸ポリープが見つかる方の割合は約50%、大腸がんが見つかる方の割合は2~3%と言われます。大腸ポリープは小さいものではがん化のリスクは低いですが、5mmを超えるとがんの成分を含む可能性があるため治療対象となります。 便潜血検査は便に付着した血液を検出する検査ですが、進行大腸がんであっても出血していないタイミングで検査を行うと陰性(偽陰性)となり、見逃される場合があります。実際、進行大腸がんの約10%は便潜血検査が陰性になるといわれています。逆にいえば、約90%は検出可能ですので、毎年欠かさず便潜血検査を受けることが大切です。

検査

当院の大腸カメラ検査の特徴 Features

当院の大腸カメラ検査は、内視鏡専門医が担当し、経験豊富な技術と最新の機器を用いて行っています。画像強調内視鏡を活用することで、微細な病変も見逃さない精度の高い検査を実現しています。
また、「できるだけ痛みの少ない」「苦しくない」検査を目指しており、ご希望に応じて鎮静剤を使用することができます。鎮静剤を用いることで不安や不快感を和らげ、リラックスした状態で検査を受けていただけます。

当院の大腸カメラ検査の特徴

検査中は軽く眠ったような状態になり、心電図や酸素モニターで血圧・脈拍・呼吸状態を確認しながら、安全に配慮して行います。鎮静剤を使用される方は、当日の車・バイク・自転車でのご来院はお控えください
また、大腸ポリープが見つかった場合には、安全に十分配慮したうえで当日に切除治療を行うことが可能です。ただし、ポリープの大きさや形態によっては、その場での治療を見合わせる場合もございますのでご了承ください。

検査中

このような症状でお悩みの方は
大腸カメラ検査を
おすすめしています。
Applicable symptoms

よくある症状の例

  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘、腹満感
  • 便通障害
    (便が細くなった)
  • 血便
  • 便潜血陽性
  • 食欲低下
  • 体重減少
よくある症状の例

大腸カメラ検査の流れ flow

STEP

01

前日

  • お食事はうどん・素麺・豆腐・バナナなど消化の良いもの少量食べてください。
  • 薬は普段通り内服してください。
  • 寝る前に下剤(アローゼン2包)を内服してください。
  • 検査当日に内服する下剤(モビプレップ)は冷たい方が飲みやすいので、前日にモビプレップを2Lの水に溶解し 冷蔵庫で冷やしておいてください。
前日
食べてよい食事
  • 白米

    白米

  • おかゆ

    おかゆ

  • うどん

    うどん

  • お肉

    お肉

  • お魚

    お魚

  • たまご

    たまご

避けて欲しい食事
  • 野菜類

    野菜類

  • キノコ類

    キノコ類

  • 海藻類

    海藻類

  • こんにゃく

    こんにゃく

  • ゴマ・種子類

    ゴマ・種子類

  • ナッツ類

    ナッツ類

STEP

02

検査当日(自宅)

  • 朝食は食べないでください。
  • 前日にモビプレップを溶解していなかった方は、モビプレップを2Lの水に溶解します。
  • 午前8時ごろから冷蔵庫に保管していたモビプレップの服用を開始します。コップ1杯(約200ml)を10~15分の間隔で5杯を目安として内服します。
  • 午前9時ごろにクリニックに電話をかけてください。排便の状況により追加でモビプレップを内服して頂く場合があります。
  • 便がきれいになったら下剤の内服は終了です。便意はしばらくすると無くなるので、あわてず検査予定時間の30分前に来院してください。
  • 身体を締め付けない、ゆったりとした服でお越しください。

定期内服している薬がある場合はクリニックからの指示に従ってください。

検査当日(自宅)

STEP

03

来院後の大腸カメラ検査を受ける準備

  • 1. 更衣室で検査着に着替えます。
  • 2. 鎮静剤を希望される場合は点滴を行います。鎮静剤を使用しない場合、点滴は不要です。
  • 3. 検査室に移動します。
来院後の大腸カメラ検査を受ける準備

STEP

04

検査室入室後

  • 1. ベッドに横になります。
  • 2. 鎮静剤を希望される場合は、検査中の全身状態を確認するためのモニターを装着して頂き、その後鎮静剤を投与します。
  • 3. 検査を開始します。
  • 4. 検査中は医師・看護師が心電図モニターを確認しながら無理のない検査を行います。
  • 5. ポリープが確認された場合、切除可能であればその場で切除します。
  • 6. 検査の所要時間は15分~30分です。
検査室入室後

STEP

05

検査後

  • 鎮静剤を使用された方は30分ほど休んで頂きます。使用されなかった方も休んで頂いて結構です。
  • 医師からの結果説明を聞き、看護師から自宅での過ごし方の説明を受け帰宅となります。
  • 組織検査を行った場合、結果は当日には出ません。約2週間以降に再度ご来院いただき、結果説明を受けていただきます。

鎮静剤を使用された方は、当日は車・バイク・自転車などの運転は控えてください。

検査後

大腸カメラ検査の費用 PRICE

3割負担 2割負担 1割負担
胃カメラ
検査のみ
約6,000円 約4,000円 約2,000円
大腸カメラ検査
+ 生検
+ 病理検査
約10,000円~18,000円 約7,000円~12,000円 約3,500円~6,000円
大腸カメラ検査
+ ポリープ切除
+ 病理検査
約20,000円~28,000円 約16,000円~20,000円 約9,000円~10,000円

不明な点はお気軽にお問い合わせください。

その他内視鏡検査について Other endoscopy

胃カメラ検査

胃カメラ検査

胃カメラ検査

食道・胃・十二指腸を直接確認し、炎症や潰瘍、ポリープ、がんなどを発見できる検査です。経鼻・経口の方法を選べ、鎮静剤の使用も可能で安心して受けられます。当院での検査の流れや費用をご紹介します。

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診療時間

診療時間 日/祝
08:30 - 12:00 ⚪︎ ⚪︎ ⚪︎ - ⚪︎ ⚪︎ -
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内視鏡検査・
超音波検査
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